妊娠中の便秘には気をつけましょう

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妊娠中の便秘には気をつけましょう

妊娠中には排便の量が減少したり、便が硬くなって排便が困難になりやすくのです。
妊娠中に便秘になりやすいのが、妊娠後期の頃です。
妊娠後期ではお腹が大きくなってきますから、お腹が圧迫されて便の出が悪くなってしまいます。
この頃になってくるとお腹が大きいためにトイレに長時間居る事が難しく、また、お腹に力を入れにくくなることでも便秘が悪化してしまいます。
普段便秘がちの人では、1週間くらい排便しなくても平気という方が多いと思います。
しかし、妊娠中ではなるべく排便をがまんしたりせずに、出来れば毎日出すように生活習慣や、食習慣にて気をつけてください。
私の経験では普段便秘がちで1週間くらい出なくても気にしない方ですが、妊娠中は更に便秘が酷くなり、辛い思いを何度か経験しています。
妊娠中は黄体ホルモンの働きによって、筋肉が弛緩されて調の働きが悪くなり、結果的に便秘が起こってしまうのです。
黄体ホルモンは出産するために必要なホルモンですから、妊娠中は通常より便秘になりやすいと考えておいた方が良いでしょう。
黄体ホルモンは受精卵を子宮に着床させ、妊娠の準備を行う大切なホルモンです。

 

妊娠中には便秘の治し方にコツが必要です。
● 野菜や果物など便秘を防ぐ食品を多く摂るようにし、おから・ひじき・納豆など和食を食べるようにしましょう。
● 早産を怖がらずに適度な運動を行い、排便を促してください。出血やお腹のハリが無ければ特に運動を制限する必要はありません。散歩や床の拭き掃除は安産対策としても有効です。
● 便秘薬などを使用する場合には、必ず妊娠している事を告げて医師の指示に従って処方してもらってください。市販薬は避けたほうが良いでしょう。妊娠初期の便秘薬は切迫流産を起こす可能性があるので、気をつけなければなりません。妊娠初期ではマグネシウム系の便秘薬を利用します。

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妊娠中の便秘解消食品とは

妊娠中はお腹が大きくなって大変ですし、更に便秘になってしまえば不快が増します。
妊娠後期に便秘になってしまった人は、出産後も強い便秘に悩まされる事もあるでしょう。
私も妊娠後期から出産後までかなりの強い便秘に悩まされました。
薬の利用はしませんでしたが、出産の時のような強い腹痛に襲われて辛かった事を覚えています。
普段から便秘がちの人は、特に妊娠中には便秘を避ける工夫をするべきだと思います。
便秘が酷くなってしまうと、最悪の場合腸が裂けることもあります。
腸が裂けると内容物が体内に散らばり、感染症などを起こし、激しい腹痛とショック状態になってしまいます。
治療が遅れれば死亡してしまう事もあります。
現在私は妊娠中ではありませんが、便秘対策として行っている事があります。
バナナを1日1本食べる事です。
朝バナナダイエットが流行りましたが、ダイエット目的で食べていたら毎日心地よい排便がありました。
今でも便秘を感じたらバナナを食べるように心がけています。
妊娠中の方はバナナを試して、便秘を解消しましょう。

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