妊娠の初期症状

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妊娠の初期症状

娠したらつわりが起こります
妊娠初期にはホルモンバランスが変化する事で、女性の体と心には変化が見られます。
その代表的な症状に「つわり」があります。
早い人では月経が遅れた時に既につわりが始まる人もいます。
胃がムカムカしたり、吐き気がしたり、食欲が無くなったりします。
初期の頃には胃のムカつき程度で、胃の内容物を吐いてしまう人は少ないようですが、妊娠が進むにつれて症状も酷くなってきます。
しかし、つわりには個人差があるようで、一般的につわりと呼ばれる症状が無い人もいます。
それらの人は、ムカつきや吐くという行為が無いだけで、眠たくなるとか体がだるいなどもつわりの一種ですから、人によって症状が異なってきます。

 

 

 

 


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ホルモンの影響によって体や心が変化する

ホルモンが変化すると心も変わることがある
月経の頃になると女性は胸が張ってきますが、妊娠すると出産に必要なホルモンの分泌が盛んになり、更に強い胸の張りが感じられるようになります。乳腺が発達してきて、乳頭が過敏になり、衣類などの摩擦でも傷みや不快感を感じるようになります。
乳頭や乳輪が黒ずんでくるのも、ホルモンの影響によって起こります。

 

妊娠中はホルモンの影響により精神的な面でも不安定になります。
よくマタニティブルーと言われる「うつ」のような症状もホルモンの変化によって起こるもので、妊娠初期の頃から精神面で過敏になりやすくなります。
突然泣き出したり、イライラしたり、怒りやすくなったり、急に落ち込んだりなど情緒不安定になってしまいます。
本人でもこの精神的な不安定さは止める事ができず、家族の理解と支えが重要です。
妊娠初期の頃にはつわりの症状が強く出てしまうので、精神的よりも肉体的な疲労が溜まりやすい時です。
無性に眠気が出て、時には1日中眠っていられる程の睡魔が襲う時もあります。
からだも、なんとなくだるく、肌の変化も起こり、便秘がちになりやすくなります。
妊娠初期はからだの変化と心の変化に適応できなく、一番不安定な時期でもあります。
妊娠後期になってくるとつわりも無くなりますから、安定した生活が送れるようになってきますので、数ヶ月の辛抱です。


栄養面でも気をつけましょう

妊娠中はこんな事にも注意が必要です
妊娠すると栄養面でも不足がちにな栄養素が出てきます。
カルシウムや鉄分などが不足し、赤ちゃんも体を作る為にカルシウムを必要とするため、妊娠したら乳製品や小魚などカルシウムを良く摂るようにして下さい。
妊娠すると虫歯が出来ると言われるのは、カルシウム分が不足する事も関係しており、歯を強くする為にも重要です。
また、虫歯が出来るのは、つわりなどで歯磨きが出来なくなる事も要因の一つですから、出来れば、つわりが無い初期の頃や妊娠する前に虫歯の治療は終えておきたいものです。
虫歯は細菌が体内に入り込み、胎児に影響を及ぼす可能性もあります。
歯周病などにかかっている人は、流産のリスクが高くなると言われています。
その他の病気も、お母さんのからだを通して胎児に伝わってしまうので、妊娠を望む人は産婦人科で定期検査を受けておくと良いでしょう。
性病なども赤ちゃんに感染する恐れがあり、流産や子宮外妊娠のリスクも高まります。
妊娠したら、アルコールや喫煙は厳禁です。
お母さんが酔ってしまうと、赤ちゃんも酔ってしまうと言われ、アルコールの影響が出てしまいます。
喫煙は本人はもちろんの事、周囲の人にも気を使ってもらいましょう。
妊娠すると体質や食べ物の好みが変わり、タバコが吸いたくなくなる人もいるようです。
妊娠初期は、胎児の重要な器官が作られる時期ですから、薬の服用や栄養面、胎児に悪い影響を与えるアルコールなどは避けましょう。

 


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