流産とは

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流産とは

流産は女性にとってとても悲しい事です。
しかし、初期の流産の場合では90%が受精卵そのものに元々異常があり、そのままだと育たないから流産してしまうとも言われています。
流産を繰り返してしまっても、自分を責める必要は無いと思います。

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流産の種類

流産には主に初期に起こる流産、安定期に起こる流産とに分けることができます。
多くの場合は初期に流産しますが、安定期に入ると流産の危険性はかなり減ると言われています。
初期は12週までのもので、それ以降のものと分けられています。

 

初期の流産の場合、出血やお腹の痛みなどで流産の可能性に気が付きます。
あまり早い段階だと受精卵がそのまま留まるのか、流れてしまうのかというのは判断し難い場合もあるそうです。
大体8週目くらいになると赤ちゃんの心臓の動きが確認でき、それにより無事であったと分かるようになっています。

 

妊婦検診によって初期の流産の可能性も早くに分かるようになってきており、たとえ症状がほとんど出ていないときでも、流産しかけているという事が分かってきます。
初期の流産はそのまま育たない受精卵がほとんどのため、そのまま妊娠を継続しても留まる事はできません。
その後流産の措置を決めなければなりません。

 

流産の処置とは?

流産してしまうと、そのままの状態で放置する事はできないと言われています。
残念ながら人工中絶と似た処置を行なってしまうため、女性の場合は心に大きな傷を残してしまう事もあります。

 

手術当日は食事を抜いた状態で来院します。
全身麻酔を行なった時に嘔吐してしまうことがあり、吐いたものが喉に詰まると危険なため食事は抜きます。
全身麻酔が切れたときに嘔吐しやすいので、食事は必ず抜いてください。

 

妊娠初期の頃は子宮口を広げる処置は不要で、妊娠が進むと前日から子宮口を広げる処置をしなければなりません。
この時に痛みを感じる人、出血してしまう人がいます。

 

全身麻酔は口にマスクを付けるタイプではなく、注射を打って行なうタイプです。
麻酔がなかなか効きにくい場合は、「1・2・3」と声に出して数えても、中々意識が遠のかない場合もあります。
痛みは無いはずなので、怖がらずに目を閉じて待っていれば大丈夫だと思います。

 

手術は子宮の中の内容物や受精卵や胎児を取り出すことになります。
まだ受精卵で小さい時には、どの場所にあるのか分からず掻きだすとの事。
そのままお腹に留めておいても育つ事は無く、放置すると大量出血して母体にも負担がかかることがあり、早めに手術が行われます。

 

手術はどうしても必要?

人工中絶のような手術を行ってしまうため、女性にとっては大きな負担となってしまうと思います。
流産してしまっても手術しないで済むなら、そうさせたいですよね。
超音波検査で調べてみて、中身が全て出てしまっている場合は手術をあえて行わないこともあるようです。
しかし、その場合も子宮を収縮させて内容物を排泄させる処置は行ないます。

 

抗生物質は手術をしてもしなくても服用します。
子宮の中に何か残っていると感染症を引き起こしてしまうため、手術は仕方が無いみたいです。

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