クローン人間誕生のニュース

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クローン人間誕生のニュース

人のクローンベビーがこれまでに3人誕生しているというニュースが報じられました。
既に人のクローンベビーを誕生させる技術があることは確かですが、倫理上の問題からクローン技術を使って人の赤ちゃんを作り出すことは避けられていました。

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しかし、2009年4月発売の「Oggi」の週刊誌によると、今までに3人のクローンベビーが誕生しているという事です。
場所はイタリアの産婦人科、セベリノ・アンティノリ氏によるものです。
今まで誕生したクローンベビーの詳細は、男の子が2人、女の子が1人です。
既に年齢が9歳まで達しているのですから、かなり前にクローン技術が使われた事になります。
3人の子ども達は特に健康状態に問題は無いそうですが、クローン技術で生まれた動物などが病気で死亡するニュースなども聞くことがありますから、今後どのような健康状態かは不明でしょう。
男性側に受精能力が無いケースで、男性の細胞からクローン技術を使いクローンを作り出したそうです。
更にその細胞に女性の卵細胞を「核移植」と呼ばれる方法によって、受精卵が作られたそうです。
つまり男性の受精となる細胞をクローン技術で作り出し、女性の卵子はそのままの形で利用したという事になります。
クローン人間といえば、全く同じDNAを持った人を作り出す技術だと思っていましたが、今回のケースでは新しい命を人工的に作り出したといえるかも知れません。
クローンで有名な羊のドリーは、まったく同じDNAを持ったクローンでしたが、一部改良を加えられ生命を作り出したという事になります。
私達が想像していたクローン人間とは異なるため、見解が分かれると思いますが、一般的には倫理的にクローン人間を作り出すことは禁止されているはずです。
現在では死んだペットをDNAを利用して生き返らせるクローン犬のサービスがありますし、世界各地でもクローン人間の技術は使われているようですね。
イギリスででは死者のDNAを取り出し、クローン人間を作る実験が行われているようです。
日本においてはクローン技術に対する規制が平成12年に施行されており、人間に対しても動物に対してもクローン技術を利用してはならないとされています。
しかし、日本でも将来クローン人間が誕生しないとは言い切れないでしょう。

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