産後のうつとは?

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産後のうつとは?

産後のうつについて考えて見ましょう。産後にうつになるのは、ホルモンの変化によって起こります。
また、なれない育児のストレスによって、産後のうつになりやすいので注意が必要です。

 

妊娠した事によってホルモンの変化が起こりますから、マタニティブルーと呼ぶように、妊娠中にのみ起こると考えている方が多いようです。しかし、妊娠中や産後でもうつは発生しやすくなるので気をつけましょう。

 

女性なら誰でも経験があると思いますが、整理中にイライラしたり情緒不安定になったりしますよね。この状態がずっと続いているのがマタニティブルーや産後のうつという事になります。

 

一般的に出産後〜1ヶ月ほどでホルモンの変化が落ち着くといわれていますが、育児のストレスなどがかかっていれば、1年など長期的に産後のうつが続く事もあります。神経質な人、完璧を目指す人、まじめな人などに起こりやすいです。

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産後のうつの症状

どのような症状が起こるのか?
● イライラする
● 怒りっぽい
● 急に泣き出す事がある
● 育児放棄してしまう
● やる気が起きない

 

このような症状がでたら、産後のうつの可能性があります。ホルモンの変化によって、イライラしたり、怒りっぽい、泣き出す程度なら多少は問題ないでしょう。普段とは違うという事が感じられるかもしれませんが、ホルモンのバランスが落ち着いてくると症状も治まります。

 

問題なのは、育児放棄を行うほどやる気がなくなってしまっている場合です。産後のうつがひどくなれば、幼児虐待にまで発展する可能性があります。本人も分かっていてもどうしようも無く、止められないのです。

 

女性なら誰でも自分の子供を見ると「かわいい」という気持ちが沸きだしてくるものです。しかし、産後のうつにかかっている人は、そのような気持ちの余裕が無く、精神的に気分が落ち込んでしまいます。

 

男性にはちょっと分かりにくいかも知れませんが、女性ならホルモンの変化による性格の変わりようが何となく分かると思います。

産後のうつを予防するためには?

産後のうつを防ぐためには、一人で抱える育児をどうにかしなければなりません。ストレスを発散する場を作ってあげる、逃げ場を作る事も必要です。一番大切なのは夫の思いやりとなります。言葉だけでも癒されるという事があります。

 

心配事がある、育児のストレスがある時には夫が聞き役になる事です。仕事で疲れているかもしれませんが、妻は育児とストレスで産後のうつにかかっているかもしれません。

 

育児は慣れないと強いストレスになってしまいますから、たまには育児から開放される日も必要です。夫が協力できないなら、育児サービスを利用して子供を預ける事も必要になってきます。できれば夫が協力して2人で育児ができると良いですね。

 

また、この本のように赤ちゃんがお母さんを選んできたと思うと、産後のうつも解消されるかもしれませんね。

どのような人が産後のうつになりやすい?

私も産後のうつのような症状は経験しています。どちらかというと真面目な性格のため、育児も完璧を求めていました。本当は休息を行ったり、育児でも手を抜く事が必要だったのかも知れませんが、産後のうつまではいかなくてもマタニティブルーにはなりました。

 

これは誰にでも起こるホルモンの変化ですから、気晴らしを行ったりストレスを解消するよういしていれば、そのうちホルモンの働きも整って解消していきます。私は産後のうつよりも妊娠中のホルモンの変化による、精神的なダメージの方が強かったように思えます。

 

何でも完璧はダメですね。自分を犠牲にして子育てをするより、家族みんなが笑顔でいられるよう工夫をして見ましょう。一番産後のうつを解消する事は、夫の協力だったように思えます。頑張りすぎる人でも、夫の協力や理解があればある程度は乗り切れると思います。

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