妊娠と虫歯、歯肉炎の関係とは

MENU

妊娠と虫歯、歯肉炎の関係とは

妊娠するとカルシウムが多く必要とするため、歯がもろくなると言う事を聞いたことがありますか。
また「子供を産むと歯を1本失う」とも呼ばれており、妊娠により虫歯になるリスクが高まる事と、カルシウムが多く流出する事により歯を失いかねません。
この事は医学的に解明された事ではありませんでしたが、米ニューヨーク大学疫学助教授のStefanie Russell博士は、第3回米国民健康栄養調査(NHANES III)により妊娠中の女性の歯の損失率を調べ、妊娠との関連性を調べたそうです。
その結果、多くの女性に対し妊娠中に歯の損失が確認され、医学的な証明がされたのです。

 

 

 

 

スポンサードリンク

妊娠中に虫歯になりやすいのは「つわり」により歯を磨く習慣がおろそかになる事からきています。
妊娠初期には誰でもつわりがあるので、この頃に歯槽膿漏や歯肉炎にかかる人も多く、虫歯が起こったり、酷い場合では歯を失う事もあるようです。
今まで歯肉炎ではなかったのに、妊娠後歯からちが出るようになったという人は気を付けなければなりません。
私も妊娠を経験しているので、つわりの時期に歯を念入りに磨く事は難しい事は分かります。
つわり中はニオイや刺激に敏感になりやすく、歯磨き粉の匂いが吐き気を引き起こす場合や、歯ブラシの刺激によりつわりが起こりやすくなる事もあると思います。
また、博士の見解によるとそれ以外にも子供を産むごとに経済的な余裕が無くなるのも原因だと言われています。
その他には、赤ちゃんを産むとしばらく自分の事にかかる時間が無く、赤ちゃんにさく時間が多くなる為、歯の治療が遅れる事も原因だと考えられています。
現在妊娠を望んでいる人や結婚したばかりの人は、ブライダルチェックとして産婦人科で体に異常が無いか調べてもらい、その他に歯の治療も行なっておくと良いでしょう。
歯肉炎がある場合は、妊娠により更にひどくなる可能性が高いので、今の内に治療を行い、歯磨きの指導も行なっておいて下さい。
妊娠中の人の場合は、歯磨き粉をつけなくても汚れが良く落ちるイオン歯ブラシがお勧めです。
イオン歯ブラシは光の力で歯垢などを除去しやすくし、力を入れずに普通に歯を磨くだけで今まで経験した事の無いようなツルツル感が味わう事ができます。
今まで歯の表面がザラザラしていたのは、歯の構造の関係ではなく歯垢が落ちていなかった事に気が付くでしょう。
一度利用すると病みつきになります。
私が利用しているイオン歯ブラシは「 ソラデー 」です。
歯磨きそのものが嫌になってしまうので、電動歯ブラシなどを利用しても良いと思います。

スポンサーリンク