妊娠中に注意したい事

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妊娠中に注意したい事

妊娠中には注意したい事がいくつかあります。
食生活では、塩分の摂りすぎに注意して下さい。
目安は1日10g以下で、高血圧やダイエット中の人もこの位の減塩は行っています。
減塩はむくみや高血圧症の予防、尿タンパクが出るのを防ぎます。
妊娠中に避けたいのが妊娠中毒症なのですが、減塩を行うことでむくみや高血圧、尿タンパクを防ぐ事が出来ます。
向うずねを指で押して凹みがあるならむくみがあり、尿タンパクは尿にタンパクが漏れてしまい影響が不足してしまい、胎児の発育に問題が起こります。

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また、妊娠中は血圧も上がりやすくなり、これらの症状がおこると重症な妊娠中毒症となって入院が必要になってきます。
場合によっては自然分娩が出来なく、帝王切開になる事もあるので妊娠中には避けたいのです。

 

 

 

妊娠中は胎児がお腹の中で育つので体重は増えますが、6s〜8s程度に抑えるように医師に指導されます。
体重が10sより増えてしまうと、妊娠中毒症や難産の原因となります。
栄養のバランスを考え、1日30品目食べるように心がけましょう。
妊娠初期の頃にはまだ不安定な時期で流産の可能性がある為、激しい運動は控えるべきですが、安定期に入ってくると適度な運動が欠かせません。
運動は体重の増加を抑え、安産になるためにも必要で、特によく歩く事を心がけて下さい。
床を雑巾かけするのも、安産の為の運動となります。
お酒は赤ちゃんの脳の発達に影響が起こり、特に妊娠初期(4〜12週)は避けなければなりません。
お母さんがお酒に酔うと、赤ちゃんも一緒に酔っているのです。
子供にお酒を飲ませないようにするのと同様、胎児にもお酒を飲まさないようにしたいですね。
喫煙は絶対に禁物です。
流産や早産、未熟児になるリスクが高まります。
家族や周りの人が喫煙している場合も同様で、妊婦の周りでは吸わないように協力してもらいましょう。
妊娠すると今までタバコを吸っていた人も、食べ物の好みが変わる事や、つわりなどをきっかけにタバコが吸いたくなくなる人も多いようです。
出産後、赤ちゃんにも影響があるので、これを機会にタバコは止めましょう。
コーヒーはカフェインが含まれているので、なるべく飲まない方が良いです。
今まで習慣にしていた人は、1日に2杯程度に留めてください。

コーヒーは、低体重児や動きが鈍いことがあるそうです。

 

 

 

妊娠中に病院にかかるときには、必ず妊娠していることを告げましょう。
妊娠初期の頃はまだお腹が大きくなく、見た目でも妊婦だと判断する事が出来ません。
X線検査や投薬も、妊娠初期はとくに赤ちゃんを受けやすいので、どうしても必要な時は医師に相談しましょう。
持病がある場合には、薬を止める事は出来ませんが、胎児に影響が少ない薬に変えてもらうことは可能です。
薬を一切止めて、お母さんの体の具合が悪くなっては、赤ちゃんを産むことすら困難になってしまいます。
喘息もちの人は、飲み薬を止めて、肺に直接働きかける吸入薬に変えると胎児に影響はなくなります。
歯の治療の必要があれば、妊娠中期(16〜27週)に行うとよいでしょう。虫歯が無いということは赤ちゃんへの虫歯菌(ミュータンス菌)を移す危険度も減ります。
ミュータンス菌の感染は親などから行われ、感染が無い赤ちゃんは一生虫歯にならないという報告があります。
出産後も赤ちゃんに口移しで食べ物を上げたり、スプーンなどを共有する事は避けましょう。
妊娠中はつわりなどの影響で虫歯にかかりやすくなるので、妊娠初期の頃か妊娠前に虫歯の治療を行なっておいて下さい。

 

 

 

妊娠中は規則正しい生活を行い、疲労回復やストレス解消、免疫機能の回復の為にも8時間は睡眠を取るようにして下さい。
妊娠中は眠気が強くなる事もあるので、時間を気にせずなるべく多くの睡眠を取るようにしましょう。
安産の為にも軽い運動(散歩、マタニティ体操・スイミングなど)は行うべきです。
しかし、恥骨の辺りが突っ張る感じがしたり、お腹が張ってくる場合には運動をしてはいけません。
子宮口が開き、早産の可能性が出てくると、恥骨の辺りが突っ張る感じがしますので、医師の診察を受けてください。
薬を飲んで早産のリスクを無くす必要があります。
妊娠後期になると、からだも安定してきますし、いつでも出産できるように体を常に清潔に保ちます。
ホルモンのバランスが崩れ、体質変化が起こり、感染症などにもかかりやすいので下半身を清潔に保ってください。
長時間のたち仕事やしゃがむ姿勢、階段の上がり降りは休憩をとるなどして注意し、重い物を持ったり腹部を圧迫するようなことは避けましょう。特に出血の様子には注意しましょう。

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