妊娠中の出血と危険性

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妊娠中の出血と危険性

byouin2

妊娠中の全ての出血が流産に繋がるとは言い切れません。
ただし素人判断は危険ですから、出血が見られたら医師に相談してください。
妊娠中の出血は流産の危険性があり、2〜3割程度の妊婦さんが何らかの出血を感じているようです。
全てが流産と結びつくとは言えず、受精卵が着床した時の出血、妊娠月経、絨毛性出血、子宮頚管ポリープ、子宮外妊娠、膣炎、膣びらんなど多くの原因があります。


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妊娠中の出血の原因はこんなもの

よく妊娠しているのに月経のような出血が見られることがあります。
月経のように多くの量ではなく、少量の出血ということになります。
妊娠初期には月経のような少量の出血は良くあることを知っておきましょう。
月経があったと勘違いして妊娠に気が付かない場合もあるようです。
つわりや胸の張りなどを感じて初めて妊娠に気が付くのです。
私も出血と呼べるほどではありませんが、おりものに血が混じる程度の出血は妊娠初期の頃に経験しています。
びらんとは子宮内の粘膜がめくれてしまうことで、普通に生活している場合にも見られ、内診が行われた後にも出血が見られることがあります。
ポリープは子宮内部に出来てしまうイボのようなもので、悪性の腫瘍ではないので小さいものや影響のないものは取り除かない医師も多くいます。
しかし、触ったりして刺激を与えると出血してしまいます。
子宮外妊娠は子宮以外の場所に受精してしまう事で、子宮以外の箇所で胎児が育つ事は困難で、卵管で成長すれば卵管破裂となり大出血を起こしてしまいます。
子宮外妊娠は激しい腹痛と出血が見られ、軽い出血が間隔をおいて続く事もあります。
子宮外妊娠は初期の頃に起こるので、妊娠が分かったら早期のうちに医師の診察を受けるようにしましょう。
絨毛膜下血腫は子宮の壁から胎盤が剥がれてしまうことです。
妊娠初期から見られ、4〜5ヶ月頃には落ち着いてきます。
前置胎盤とは通常は子宮の上部にある胎盤が、子宮口の近くにあることを言います。
妊娠初期にこの状態でも問題なく、胎児が育ってくるにしたがって胎盤は上がってきます。

常位胎盤早期剥離は妊娠中か分娩時に起こるもので、胎盤が剥がれ落ちてしまう状態です。
多くの胎盤が剥がれてしまうと大量の出血を起こし危険となります。


妊娠中の出血があったらまずは診察

妊娠中の出血の原因は多数
妊娠中の出血には流産以外にも多くの原因があることが分かったと思います。
単に妊娠初期に軽い出血を起こすものから、母体に危険が及ぶものまであります。
どの場合も素人では判断する事が出来ませんから、医師の診察を受ける事です。
おりものに血が混じる程度ならそれ程問題となりませんが、腹痛がある場合には診察したほうが良いでしょう。
また、どの程度の腹痛と出血があったときに診察が必要か医師に聞いておきましょう。
軽い程度ならそのまま安静を続けていれば、妊娠が継続できる事もあります。
不安な時には症状を電話で医師に伝えるだけでも指導してくれます。
妊娠が判明しているにも関わらず、大量の出血、月経並みの出血が見られた時には早急に医師の診察を受けてください。

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