胎教とは赤ちゃんがお母さんのお腹にいるときに環境を整える事を言います。
赤ちゃんがお腹に居る時はお母さんの精神も影響し、イライラしたり不安を感じると赤ちゃんも不安になってしまいます。
逆にお母さんがリラックスしたり楽しいと感じれば、お腹の赤ちゃんもリラックスして気持ちの面で環境が良くなります。

このように気持ちが繋がっているお母さんの心をリラックスさせるために胎教を行います。
妊娠中はホルモンの影響により急に落ち込んだり、泣き出したりしたくなることがあります。
妊娠中は出来るだけリラックスするように心がけ、良い環境を作るようにしましょう。
お母さんが心地よいと感じれば良く、胎教は音楽などにこだわる必要は無く、どんな要素でも構いません。
胎児は5ヶ月頃になると耳が発達してくるので、音を聞き分けられるようになります。
その為、妊娠中期頃になると胎教の音楽を利用する人が増えてきます。
また、音が聞こえるという事は、お母さんの声も聞こえるという事になります。
お母さんが楽しそうに話していれば、優しそうなお母さんの声が聞こえる事になります。
妊娠中は起こったりイライラしたりしないよう心がけ、赤ちゃんに優しく話しかけるのも胎教の一つです。
音楽や話しかける事によって、胎児の脳の発達を促し、コミュニケーションとしても利用できます。
出産後はお母さんの声を覚えていると言われています。
たくさん話しかけていれば、出産後にお母さんの声で安心する事が出来るでしょう。
また、お母さんも出産後初めて聞いた我が子の泣き声を聞き分ける事が出来ます。
とても不思議な事ですが、これはお母さんにだけ出来ることなのです。
赤ちゃんは生まれる前からお母さんとへその緒で繋がっていますから、その間気持ちが伝わり合うので、もしかしたら出産後も気持ちや泣き声が分かるのかもしれませんね。

赤ちゃんが生まれて一生を過ごす時間に比べれば、お腹の中にいる時間はとても短いのです。
しかし、赤ちゃんの脳の発育にも影響しますから、胎教を行っておくと良いでしょう。
英才教育という意味ではなく、お母さんがリラックスして絆を深めるためと考えておくと良いでしょう。
色々な経験を胎内で行っておくと、心豊かな子供に育つといわれています。
クラッシックの音楽を利用したり、絵本の読み聞かせでも構いません。
初めてのお母さんは何を話したら良いかわからない場合は、歌を歌ったりお父さんと楽しくお話しても良いでしょう。
聴診器のような形をしたものが売られており、直接胎内の赤ちゃんに話しかけるグッズも売られています。
お母さんがイライラしていたのでは、胎教を行っても意味がありません。
赤ちゃんの為と考えず、自分がリラックスできるものを選んでみましょう。
心が通じているのが妊娠中ですから、赤ちゃんの気持ちの影響が強く、自然と赤ちゃんの好みのものを選んでいるのです。