想像妊娠って？
想像妊娠は実際に妊娠しているのとは異なりますが、何らかの原因によって生理が止まってしまい、妊娠した時のような症状が現れてしまいます。
精神的な問題が一番多く、ストレスが多い人や悩み事がある人に見られることがあります。
精神的なストレスによって生理が止まってしまう事は良くあることです。

想像妊娠の原因とは
特に思春期の頃は精神的にもまだ未熟ですし、女性ホルモンの働きもまだ完全とはいえませんから、生理が止まることは良くあります。
特に対処しなくても様子を見ていれば、生理が再開される事が多くなっています。
しかし、成長期に無理なダイエットを続けている場合は、生理が長く止まってしまう事になりますので、注意が必要です。
想像妊娠は生理が止まるという意味ではなく、実際に妊娠初期の体の変化が見られるのです。
つわりや胸のハリなどが見られ、妊娠する可能性のある人は、実際に妊娠してしまったと勘違いしてしまうでしょう。
妊娠を強く願っていると、精神的なストレスによって生理が止まり、妊娠症状が現れてしまいます。
産婦人科で検査を行ったり、妊娠検査薬で調べてみると妊娠していない事が分かります。
また、中絶を繰り返した人が、妊娠の可能性が強いストレスになり、生理が止まったり妊娠症状が出てしまう事もあります。

想像妊娠になるとこんな症状がおこります
想像妊娠で起こる症状としては、軽いつわりや胸が張ってくる程度となっています。
精神的な要素が大きく、妊娠を強く望んでいる人、妊娠を強く望んでいない人、強度なストレスがある人に見られます。
また、生理前になってくると生理前症候群と呼ばれる症状が現れ、胸の張りやイライラ、吐き気、眠気などを感じる人もいます。
その症状が妊娠初期の症状と似ていることから、妊娠したのではと錯覚してしまう事もあります。
妊娠していないのに、毎月つわりなどが起きてしまうのは辛い事ですから、産婦人科を受診しホルモン治療や漢方薬を利用しましょう。
想像妊娠を避けるためには、毎日基礎体温を測ることで予防できます。
一定の周期で体温が上昇したり下降しますから、妊娠の可能性が無いと判断できれば想像妊娠も起こらない可能性があります。
また、中絶を繰り返している人は、ピルを利用するなど自分の為の避妊を行う事で、不安とストレスが取り除けます。
その外、強いストレスを感じているなら、その原因を取り除かなければ何度も繰り返す事も考えられます。