切迫流産とは?

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切迫流産とは?

流産には切迫流産というものがあります。
これは流産しているという事では無く、子宮から出血している状態を言います。
切迫流産=流産とは繋がらない事も多いため、慌てず病院を受診すると良いでしょう。

 

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妊娠が継続できるケースが多い

切迫流産と聞いてしまうと、そのまま流産してしまうのではないか?と思ってしまいますが、多くの場合では、妊娠が継続出来ます。
切迫流産とは子宮口が開いて内容物が排泄されたと言う状態ではなく、子宮から出血しているということをあらわしているのです。

 

なぜ切迫流産という名前が付いたのかは詳しくは分かりませんが、昔は出血=流産に繋がると考えたため、切迫流産という名前が付いたのではないでしょうか。
今では超音波検査によって胎児の様子をちゃんと確認することができ、赤ちゃんの心音が確認できれば赤ちゃんは無事という事が分かります。
昔はあまり機材が発達していなかったことから、出血は流産に繋がると考えられていたのです。

 

今では出血したら必ずしも流産に繋がるとは言えないことが分かってきており、しばらく様子を見て妊娠が継続しているのを確認することが多いのです。
確かに妊娠初期の頃には月経のような出血が見られる事もあると言います。
私個人ではそのような症状は無かったように思いますが、ショーツに血が多少にじむ程度だったら、経験があるという話も聞くことがあり、問題ないように思います。

 

切迫流産の原因

では、なぜ切迫流産が起こってしまうのでしょうか?
受精卵が流れてしまったり、子宮の内容物が出てしまうというよりは、妊娠を継続するために体が変化する時に血液が少量混じることがあるとのことです。
切迫流産の場合では月経のように大量に出血する事は少ないと思います。

 

もちろん大量に出血する事もあるようで、その場合は絶対安静の状態が必要となり、入院が必要となる事もあります。
出血はびらんからもみられていて、妊娠初期や中期などでも起こる可能性があります。

 

受精卵に異常がある場合は処置してもダメ

万が一受精卵に異常がある場合では、安静にしたり薬を使って処置しても、流産してしまいます。
切迫流産があっても妊娠が可能な受精卵であれば、妊娠は継続できるはず。
受精卵に異常があるケースもあり、出血が見られたら病院を受診しましょう。

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