妊娠3ヶ月目でようやく胎児へ
妊娠3ヶ月は8週目〜11週目までです。
お腹の中の赤ちゃんはどんどん大きくなっています。
妊娠8週目以降になると、今までは胎芽と呼んでいたのが「胎児」へと変化します。
見た目も人間らしい形になって、大きさは10ｃｍほど、体重も20ｇと片手の手のひらに収まる大きさまで成長しています。
胎芽と呼ばれる頃にはタツノオトシゴのような形をしていましたが、妊娠3ヶ月目に入ると徐々に人間らしい形に変わり、尻尾もなくなってきます。
妊娠3ヶ月目の様子は、皮膚はまだ透けており、写真で見ると皮膚の下の血管や内臓を見る事が出来ます。
最近では3Ｄのカラー写真で、自分の赤ちゃんの様子を見る事が出来る設備がある病院もありますから、利用してみましょう。
下あごと頬が発達して、歯の根元や声帯が形成されてきます。
足や胴体も成長して、3頭身になります。
毛髪や眉毛もこの頃に生え始めます。
妊娠3ヶ月頃になってくると、生殖器が発達してくるので、まだちょっと早いですが男女の区別が付くケースもあります。
超音波検査では羊水の中で動く赤ちゃんの様子を確認したり、心臓の鼓動を見る事が出来ます。
心拍数は大人よりも多く、1分間に60回ほどあります。

見た目が普通の人のようだからマタニティマークがおススメ
妊娠3ヶ月目頃のお母さんの様子は、外見上まだ妊婦さんだと分かりません。
この頃になるとつわりが始まる人が多いので、体調が悪くなりやすいのでマタニティマークをつけておくと良いでしょう。
外見からは妊婦さんだと分かりにくい為、周りの人から席を譲ってもらえ無いことが多いと思います。
乗り物などでは多少揺れるため、具合が悪くなってしまう可能性があります。
マタニティマークは妊婦用品などにも付いている事がありますし、「ベネッセの初めてのたまごクラブ」という雑誌にも付いています。
私も妊娠初期の頃に貧血を起こした事があるので、長時間立ちっぱなしという事は避けたほうが良いでしょう。
電車では優先席に妊婦さんが座ることが出来ますが、妊娠3ヶ月の人は周りの人から妊婦さんと分からないので、マタニティマークをバッグの目立つところに付けておいてください。
妊娠初期は流産の危険性もありますから、あまり無理をしない事も大切で、時間に余裕を持って行動しましょう。
マタニティマークは妊婦さんや出産経験者にしか知られていない現状があるようですが、多くの人に認識されるためにもマタニティマークをつけるようにしましょう。

マタニティマークの詳細はこちらマタニティマーク

基礎体温はまだ高温期が続いていますが、急に体温が下がる事があれば医師の診察を受けてください。
流産の可能性があります。
子宮はこぶしくらいの大きさになって、多少お腹がふっくらとなるため、ピッタリサイズのズボンではきつく感じると思います。
まだ妊娠前の服装でも問題ありませんが、腹部を圧迫しない服装と、下半身を冷やさない工夫が必要です。
子宮が大きくなってきますから、頻尿や便秘、下痢などの症状が現れてきます。
妊娠初期には薬の服用は出来ませんから、便秘を起こさないためにも野菜を水分を多めに摂ってください。
胸の色が黒っぽくなってきて、おりものが増えてきます。
妊娠3ヶ月頃になるとつわりが始まるので、食事が出来なくなってしまう人もいます。
まだ赤ちゃんの影響はそれ程考えなくても良いので、食べれるものを食べるようにしましょう。
ただし、つわりが酷い場合には、脱水症状を起こす可能性がありますので、水分は摂取するようにしてください。
つわりが酷ければ入院を行う場合もあります。
つわりは酷い人もいれば、全く無い人もいます。
ある話によると、つわりは赤ちゃんに有害な物質を体内から排出しているという事を聞いたことがあります。
添加物や有害物質などを体内に溜め込んでいる人は、つわりが酷くなってしまうそうです。
また、男の子の赤ちゃんや血液型が違う赤ちゃんの場合、拒絶反応が強く、体内から外的を排出する機能が働きつわりが酷くなるという話もありますが、確かな実証があるわけではありません。
体質も大きく関係してくるので、全ての人に当てはまるとは言えません。

しかし、妊娠を考えているなら、その前から有機野菜や自然食品を心がけた生活や、デドックス作用のある食品を多く摂るようにするとつわりが少なくなる可能性はあるので、試してみると良いでしょう。
もしこれが本当の話ではなくても、体の中に有害物質を溜めない生活は、お母さん自身の体にも良いことです。
つわりは1ヶ月くらい続き、とても辛い時期ですが、妊娠期間のうち僅かですから頑張りましょう。
乗り物に酔いやすくなるので、旅行などは避けたほうが良いでしょう。