妊娠と基礎体温の関係

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妊娠と基礎体温の関係

毎日基礎体温を測りましょう
妊娠を望んでいる方には基礎体温を毎日測ることが重要です。
なぜなら、基礎体温を測ることで排卵日を予測する事が可能となり、月経日の予測にも役立ちます。
女性は28日周期で排卵が起こり、排卵が起こると体温が上昇し、月経が終わると体温が下降します。
自分の基礎体温の周期を知っておく事は、妊娠を望む人だけでなく、自分の体の状態を知る上でも役立ちます。
自分が妊娠可能な体なのか判断する材料にもなり、月経不順や子宮や卵巣の病気の早期発見にも繋がります。

 

 


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婦人体温計

基礎体温の測り方
基礎体温は、体が一番安定している状態に測ります。
常に同じ状態で体温を測ることで、正しい体の変化を知る事が出来ます。
人間は、朝起きて活動を始めると、エネルギーを消費し、体温も上昇してきます。
基礎体温を測る上で大切なのが、朝起きて布団から出る前の安静の状態で体温を測る事です。
また、その日によって計る時間を変えては意味がありませんから、毎朝同じ時間帯に計ります。
基礎体温を測るには、普通の体温計ではなく、専用の婦人体温計(基礎体温計)を使います。
婦人体温計は普通の体温計と違い細かいメモリまで書かれており、わずかな体温の変化まで判断する事が可能です。
基礎体温を測ったら、その体温の変化を記入する「基礎体温表」を同時に購入しておきます。
体温計にも簡単な基礎体温表が付いているので、コピーして使っても良いでしょう。
個人的には1年間の基礎体温の変化が記入でき、排卵日の予想が立てやすいように作られている基礎体温表を別に購入したほうが便利だと思います。
基礎体温計と基礎体温表はどちらも薬局で購入できます。


基礎体温

基礎体温計の使い方
1・朝目を覚ましたら、そのまま布団に入った状態で、口の中で体温を計ります。
2・基礎体温を測ったら、基礎体温表に記入し、グラフにしておきます。
朝忙しい時に基礎体温を測る時間に取られるのは大変な事ですが、毎朝同じ時間に起きて体温を測る習慣をつけておくと、生活のリズムも整う為妊娠する為の体つくりにもなると思います。
最近では、基礎体温を210日分まで自動記録し、自動的にグラフ化してくれる便利な電子体温計も売られています。
価格は基礎体温計よりも高価ですが、いちいちグラフ化するのが面倒な人は利用してみて下さい。
基礎体温は、妊娠を望む人だけでなく、避妊としても利用できるので本来全ての人が計っておく方が良いのです。

 

基礎体温が低温期から高温期に移行する時に排卵日が起こります。
初めて基礎体温を測った時には、中々排卵日を予測する事は難しいのですが、何回か計ってくるうちに自分のリズムがつかめて来て、低温期は何日くらい、高温期は何日くらい続くという事が分かってきます。
また、排卵日は低温期の最終日に更に体温が下がってから、体温が上昇してくるので、なれてくるとだいたい予想できます。
排卵が起こると、黄体ホルモンが分泌してきて妊娠が可能な状態を作り出します。
体温は上昇し、その時に受精すれば妊娠12週くらいまで高温期が続きます。
妊娠初期は自分でも微熱がある感じがして熱っぽい事があります。
この時に、風邪を引いていたり体調を崩していたりすると、風邪と間違いやすく、薬の服用には気をつけなければなりません。
排卵日の2〜3日前後が最も妊娠しやすい時期になります。
卵子は男性側の細胞より長生きで数日間生き続けますが、寿命が短く丁度排卵日に受精するのは難しいと言われています。
排卵日に受精が行われなければ、妊娠の為に準備していたものを体の外に排出するために、月経が起こります。
約2週間位で生理が始まり、低温期に入っていきます。
1日でも早く妊娠を望んでいるなら、自分の排卵日を知る事が近道となります

 


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