妊娠中の食事と栄養素

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妊娠中の食事と栄養素

お母さんが食べたものはそのまま胎児の発育に必要な栄養素となります。
その為、妊娠している人は食べ物に気を使い、タバコや飲酒など退治に害があるものを避けなければなりません。
また、妊娠している時に卵や牛乳などアレルゲンになる可能性のある食物を避けた方が、アレルギーの子供が生まれるリスクが減ると言われています。
お母さんがアレルギー体質の場合は、妊娠中には卵と牛乳を食べないようにしてみて下さい。
その他には、野菜などビタミン類が多い食事を心がけ、添加物を含むインスタント食品や加工食品を避けるなども生まれてくる赤ちゃんがアレルギー体質になるリスクが避けられる可能性もあると思います。

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妊娠中は食べた栄養がそのまま胎児への発育へと影響を与えますから、特定の食品だけを食べる事の無いようにしましょう。
しかし、妊娠初期などつわりが酷い時には、まだそれ程影響は大きく無いので、無理にバランスの良い食事を行う必要は無く、食べられるものを食べる事で大丈夫です。
妊娠中の食事は、基本的に規則正しい食生活を行い、貧血予防の為にも鉄分・たんぱく質・カルシウムを多く摂りましょう。
胎児に栄養を多く摂られるので、カルシウムが少ないと骨粗しょう症の原因にもなります。
妊娠中毒にならないためにも、減塩を心がけ、食べ過ぎて太り過ぎないようにしましょう。
胎児に圧迫されて便秘になりやすくなるので、食物繊維を多く摂り、水分を多く摂取して便利になりにくい食事を心がけて下さい。
ご飯、野菜類、大豆、小魚を中心とした和食がお勧めです。
妊娠すると胎児の影響を強く受け、食べ物の好みや趣味なども変わって来ることがあります。
今まで食べられたものが苦手になったり、嫌いだった食べ物が突然好きになる事もあるので、色々な食材に挑戦して見て下さい。
出産後は胎児の影響が無くなるので、また元通りの好みに変わってしまう可能性もありますが、妊娠中はバランスの良い食事を行うために30品目を心がけましょう。

 

 

 

妊娠中に特に摂取を進められる栄養素は、葉酸、鉄分、亜鉛などです。
葉酸は野菜をしっかりと食べていれば大丈夫で、胎児の体を作るために利用される栄養素なのでとても重要です。
鉄分や亜鉛などは、小魚や納豆、小松菜、ナッツ、玄米、雑穀などから摂取する事ができますから、白米よりも雑穀米や玄米などを摂ると良いと思います。
急に玄米に変えると消化吸収が良くありませんので、少量混ぜる事から初めてみましょう。
玄米はモチモチして、噛みごたえもあるので、満腹中枢が刺激され食べ過ぎによる肥満も予防できます。
最後に、食事は栄養のバランスだけではなく、「楽しく食べる」ということが大切です。
「これを摂らなくちゃ、あれが足りない」と神経質になるより、家族と一緒に笑顔で、いただく事が一番大事。それがお腹の赤ちゃんにとっても、嬉しい事だと思います。

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